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小児用高血圧治療薬の今後

2010年3月7日 日曜日

基準値の血圧を大幅に超えている日本人は、およそ4000万人にも上るといわれています。
いまや高血圧は国民的な疾患と呼ばれ、生活習慣病のひとつとして位置づけられています。

厄介なことに自覚症状がほとんどないのですが、血圧が高いことによって引き起こされる疾患は血管の動脈硬化や、脳卒中・脳梗塞など命の危険にさらされる合併症ばかりです。
そんな恐ろしい症状ですが、この問題はいまや大人だけのものではなくなりつつあります。

とある調査では、血圧の高い小児は全国に約10万人も存在すると推計されているのです。
しかし、まだまだ血圧の病気は大人の病気、というイメージが強いせいなのか小児の血圧値データが不十分であることは否めません。

思い返してみてください。
子どものうちから血圧を測った記憶はありますか。

日本では、まだまだ小児が血圧を測定する機会そのものが少ないのです。
そのため、小児用の血圧基準値がまだ確立していないのも事実です。

高血圧が多い家族や肥満気味の場合は、積極的に血圧を測定するとよいでしょう。
また、アメリカでは薬物療法も取り入れられています。

先日も、日本の製薬会社の米国子会社が、高血圧症治療剤を小児への適応追加の承認を取得しました。
年々、小児高血圧症が増加している中で、治療の選択肢が増えているのは大きな期待が持てますね。

日本でも少しずつではありますが、小児用高血圧の薬物療法が広がりが見えてくると考えられます。
まずは予防第一ですが、いざ高血圧症となった場合に、多くの治療法が確立していてほしいですね。

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