低酸素時には、血圧が上昇するため、高血圧の方は注意が必要です。
「普段、生活をしていて低酸素状態になんかならないよ…」という声が、聞こえてきそうですが、これから温かくなると山登りなど高地に出かけるなんてこと、ありませんか。
実は、ある大学による調査では登山経験者であっても、中高年の方は富士山での歩行中や山頂付近での睡眠時に、極度の低酸素状態が起こり、血圧も上昇したという結果が出ています。
睡眠中なんて気がつかないうちに、酸素吸入が必要なほど急激に酸素濃度が低下してしまうんです。
この調査では、登山経験15年以上のベテランの方・男女7名の対象にしていたのですが、登山未経験者や普段から運動が習慣になっていない人だと、より負担が大きくなりやすいとのことです。
低酸素状態になると、心拍数と血圧もどんどん上昇していきます。
山頂での最高血圧は、いずれも基準値の方々にもかかわらず、平均して高血圧と定義される140以上に達したのです。
つまり、常に高血圧を気にかけている方にとっては、低酸素状態はまさに危険な事態です。
とはいえ、楽しい散策や趣味の山登りをあきらめるのは、悔しいですよね。
すぐに酸素を吸入できるように、酸素ボンベを用意していきましょう。
また日常的に、ウォーキングなどの運動を続けることも大切です。
高血圧を抱える方には、運動不足だと認識されている方も多いので、ぜひ試してみてください。
しかし、くれぐれも急激に息が上がるような激しい運動は避けてくださいね。
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