高血圧サプリメント
高血圧の治療薬に「降圧薬」がありますが、実は「自然の降圧薬」と呼ばれるものがあります。それがカリウムです。
カリウムには体内の余分な塩分を排出する働きがあり、カリウムを摂取すると余分な塩分が排出され、その結果血圧を下げる効果があることがわかっています。
高血圧の治療・予防のためには、食事療法で減塩をする一方で、カリウムを積極的に摂ることを心がけましょう。「減塩」と「カリウム摂取」の2つをうまく組み合わせることで、血圧を管理することができ、よい結果につながります。カリウムの必要な摂取量は特に決まっていませんが、目安としては食塩の1/3程度だといわれています。たとえば1日10gの塩分を摂取した場合、その余分な塩分を排出するためには、カリウムが3〜4g必要だということになります。カリウムを多く含む食品は主に野菜で、ブロッコリーやほうれん草などに多く含まれています。
また、果物類(バナナ、干しあんず、バナナなど)やイモ類などの植物性食品のほか、海草類(ひじき、ワカメなど)にも多く含まれています。こうした食品を日常的に積極的に食べるようにすることで、塩分のバランスを整えることが、高血圧の治療・予防にはとても大切です。ただし、腎臓が悪い人がカリウムを多く摂取すると「高カリウム血症」になり、血圧の上昇を招くことがありますので、その点についてはよく注意してください。
高血圧と薬物療法
高血圧の治療薬は、合併症の進行度合いなどによって医師の判断して処方しています。まず高血圧の治療薬は、長期間継続して服用することを前提としています。
高血圧患者に処方される降圧薬は血圧を下げるための薬ですから、高血圧そのものを治すものではありません。ですから高血圧が改善されない限り、その薬を飲み続けなければならないのです。このように合併症や他の病気の発生を防ぐためには、降圧薬を飲み続けることで血圧が下がった状態をキープする必要があります。もちろん食事療法などの生活習慣の改善によってよい結果が出れば、降圧薬を飲まなくても血圧が正常化する場合もあり、その際には医師の診断によって服用を控えることもあるでしょう。降圧薬の服用を開始するタイミングは、リスクの程度によって総合的に判断されます。
その結果、降圧薬が必要だと判断された場合、急激に血圧を下げていくのではなく、ゆるやかに下げていくようにします。そしてその後、血圧の目標値を達成するために薬の分量を増加したり、他の種類の薬を追加したりして調節していきます。このように、場合によっては複数の薬を併用することもありますが、これらの薬の組み合わせには細心の注意が必要です。
医師とよく相談し、自分勝手な判断で飲むことをやめたり、服用回数を変えたりするのは絶対にやめましょう。また、薬には副作用がありますので、その点についてもよく説明を受けておく必要があります。


